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社会保険について3
こんにちは
本日は【年金】についてお話しします。
これも中々分からないですよね。
最も簡単なのは
国民年金: 基礎年金
厚生年金: 基礎年金+報酬比例年金
です。
しかも、厚生年金は会社が半分負担します。
といことは厚生年金の方がもらえるお金が多いということです。
詳しく見ていきましょう。
国民年金保険料月額:15,250円(平成26年度)
と決まっています。
厚生年金保険料月額:報酬月額×17.120%
このうち
厚生年金は半分会社負担=8.56%
となります。
分かりにくいので
月給30万円の会社員Aさんの厚生年金保険料は月額2万5680円。
賞与が30万円だった場合、これにも保険料がかかりますので2万5680円。
賞与が年2回で年収420万円だったとすると保険料の年額は35万9520円
しかし
国民年金の年額は18万3000円
とすると、厚生年金の方が沢山払っていると感じますが
同等の金額を会社が負担しているので
厚生年金の方の年額は71万9040円支払っていることになります。
これで年金として
多く収めれば多く戻ってきます。
しかも更なるメリットが!
国民年金の場合、夫婦でそれぞれ払います。
ということは、2人で年額36万6000円となります。
しかし、厚生年金加入者は
配偶者がAさんの被扶養者(専業主婦、パート等)の場合、
保険料の納付が免除される3号被保険者になります。
すると、実質の負担額は
国民年金加入者の夫婦36万6000円
厚生年金の加入者の夫婦35万9520円
とわずかな違いしかないのに、
厚生年金に加入するAさんの夫婦は
すべての年金の給付において、優遇されることになるのです
いかがでしょうか?
厚生年金と国民保険の違い
人を雇用するうえで必要なことなので
今回書きました。