応援団ブログ
患者さんの言葉を鵜呑みにしない
こんにちは
本日のテーマは「患者さんの言葉を鵜呑みにしない」
患者さんを問診した際に
「痛くなくなりたいと思って先生のところに来ました。」
と言って、来院される患者さんってすごく多いです。
患者さんからこんなこと言われたら、
嬉しいですよね。
そこで先生は一生懸命、患者さんを痛くなくなる様に施術します。
何割かの患者さんは、痛みもなくなって、楽になるのですが
何割かの患者さんはなかなか良くならず、
ズルズルと施術期間を伸ばして施術します。
そんな時によく起こるのが、
患者さんは、「痛くない体」を目標にしているので、
「痛くなくなる」ことを目指して、痛み止めの薬を飲んでしまうことってありませんか?
当院でも、頭痛を訴える患者さんに
このようなことがありました。
こんな時って、先生としてはガッカリするんですよね。
頑張っているけど、結果が出なくて
患者さんに、薬を飲ませてしまった・・・
なんて自己嫌悪に陥ることもしばしばあります。
【目標設定が間違っている】
実は、このような時は、目標設定が間違っているのです。
本当に患者さんは「痛くない」を求めているのでしょうか?
実は、「多少痛くても、動ける。これくらいなら支障がない」
そういうレベルを求めています。
ということは、最初の目標が誤りの可能性があります。
唯一の目標を求めずに、「どのような生活を送りたいか?」
完全に痛みを取り去ることは、
時間もかかります。
施術方法も吟味しなければなりません。
それなら、目標値を複数用意して
患者さんの理想とする形に近づけるようにしてみましょう。
患者さんと話し合いながら
たくさんの目標を設定して
徐々に改善してくという筋道を伝えましょう。
では
先生の院が大好きな患者さんであふれますように。