応援団ブログ
患者さんが「治る」基準
こんにちは
本日のテーマは「患者さんが「治る」基準」
いつの間にか患者さんが来なくなっている
あれっ?あの患者さん、そういえば来てない・・・
知らないあいだに患者さんが離脱している
なんてことは、ありませんか?
本日はそんな先生に向けて書きます。
先生は患者さんの目標に対して
今現在、どこまで進んだのか
この先、あとどれくらい施術すれば良いのか
患者さんに伝えていますか?
そもそも、目標を設定していない場合が多いのではないでしょうか?
では、その目標ですが多くの先生は、
このように設定します。
(例)
・肩が痛くなくなる
これでは、患者さんの答えは
①痛い
②痛くない
だけになってしまいます。
いわゆる評価規準です。
このような規準で話を進めていると
患者さんは少しの変化に気づきません。
そればかりか、「先生のところで良くならない」
ということも起こります。
では、どのようにすれば患者さんに
先生の院で良くなっていると、思ってもらえるか
それは
・寝ていて痛かったのが、仰向けなら寝れるようになった
・寝返りをしても、肩が痛くなくなった
・腕を上げると痛かったのが、ゆっくり上げれば痛くない
・肘を曲げて、腕を上げれば上がるようになった
・腕を上げても痛くなくなったが、可動域は15°足りない
・鉄板のような肩だったが、木の板くらいになった
・背中を回すとゴリゴリしていたが、スムーズになった
というような評価基準を明確にすることです。
どうしても、痛い、痛くない
できた、できない
という単純な規準で評価してしまうと
先生と患者さんの価値観の相違が生まれてきます。
もっと細い基準を設定して
少しの変化を患者さんに理解してもらうようにしましょう。
われわれの所に来ている患者さんでも
体が楽になれば
・トイレに行く回数が減った
・ご飯が美味しくなった
・目覚めが良くなった
そのように、痛めてしまったところとは別の場所が
楽なることが多いです。
ぜひ、そのような変化を見つけて
患者さんと共有しましょう。
では
先生の院が大好きな患者さんであふれますように